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2012-12-05 (Wed)


パンダヤミーとかいたなぁ…。

「小説 仮面ライダーオーズ」を読了したので
ちょっとした感想など書こうと思います。

予約して小説を買う程度の
オーズ信者が書くことなので
話半分に見てやってくださいね~。

ネタバレ含むので隠します。

面白かったです!
本編や映画に絡めてあって
オーズファンならニヤリとできる
内容だと思います。

アンクの過去
バースドライバーの現在
映司の未来という
3つの出来事で構成された小説です。

一章ごとのページ数はそんなに無いので
物語は淡々と、スピーディーに進んでいきます。
それだけに、展開の落差に驚かされました。


■昔のアンクちゃん

自由の化身のようであったアンクが
落とされ、ちょっと浮上し、撃墜されるおはなし。
まさに鳥って感じの上下っぷりです。

過去のアンクに安らぎを与える存在自体が意外であり
それでいて、なんともファンシーだったため
「もしかしてこの小説って、年若い人向けに書かれてる?」
などとチラッと思いましたが、急転直下、怒涛の落ちっぷりに
「oh…」と唸るしかなかったです。

まぁ…安らぎを与える方法が
『その者が見てきた、美しい物を見せる』だったので
「それって人によってはヤバくない?」と思ったら
案の定…このざまだよ…!!

その安らぎ自体、人の犠牲で成り立っているので
こういう結末なのも仕方が無いというか
なんともしようのない
グリードの悲しさが募ります。

「ガメルは馬鹿に出来ない。なぜならメダルが一番多いから」
という価値観の軽さと重み…。

どんよりとしたお話でしたが
どう見てもあの人な先代オーズ王に笑ったり
文章に書き起こされると
しょっぱさMAXなウヴァさんに和んだりと
グリードたちへの愛着が増しますよ。


■まさかのバースバスター擬人化

バースバスター目線で描かれる
装着者への想い。

ハイテク機器と付喪神。
なんとも日本人の感性で素敵です。

最初から最後までハイテンション
ギャグ増し増しで綴られるお話です。
微笑ましかったり、苦笑させられたりしていると
突如、大事件が発生します。
その落差に、また度肝を抜かれました。
予想以上に気が抜けない本作…!

その大事件の解決方法が、なんとも奇妙な…
要約すると1クール+劇場版分の大スペクタクルだそうで
それを小説化してくれてもいいのよ?って思いました。

この章は、鴻上ファウンデーション面子が
とても魅力的に書かれています。
伊達さんを始めとした、大人の皆さんの
ビジネスライク&人情な立ち振る舞いが
すごく好きだったので、嬉しい内容でした。

最後のネタばらし、愉快です。


■映司の旅

本編エンディング後のお話。

最初からすごーく重苦しいです。
そして現実は、物語よりもっと悲惨で
どうにもならない…と思うと
なんともやりきれないです。

しかしそんな中でも
映司の存在と、笑顔と、パンツは
なんとも良いですね…。安心感が凄いです。
ライダー映画で語られた
「手を繋げばどこまででも届く」を
映司は実行します。たった一日だけ…。
御伽噺のようです。
仮面ライダーは都市伝説であり
御伽噺で良いのだと思います。

地味に「映司は鴻上ファウンデーション勤務」なのに
ビックリしました。
考えてみたら当たり前か…。
バックアップがないとキツイよね。

独りでいる、映司の背後に感じる気配に希望があります。
いつか映司の望みが叶うといいです。


以前「私は何でオーズが好きなのかな?」と考え
答えが出なかった事があるのですが
この小説を読んで、少し分かった気がします。

まず、どの陣営もキャラが立っていて
好ましく思う人物ばかりだった事。
そして、物語の多様性です。
この3章、まったく毛色が違います。
でもそれが混在していてこそ
オーズだったなぁと思います。
つくづく多国籍なんですね。

そして…残念だった事も。
この小説、比奈ちゃん(ヒロイン)と
知世子さん(おやっさん)が一行しか出てきません!

この二人だってキャラは立っていたのに…
なんでこう扱いが…。里中君との差があまりにも…ねぇ。
この二人がもっと活躍してたらなぁ…と
残念に思います。

個人的には、TV本編の比奈ちゃんも
十分ヒロインしていて可愛かったと
思ってはいますけどねー。

映司くんと比奈ちゃんメインで新作の小説とか…
読みたいなぁ…無いかなぁ…。


■以前のオーズ記事です。よかったらどうぞ。
スーパーヒーロー大戦を見てきたので偏った感想
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